アイコスで建築担当者の生産性が2倍に向上
- S社(熊本県)
- 2020年6月契約
- 社員:30人
- 資本金:5000万円
昭和60年、工業化住宅や一般住宅を扱う建設会社として発足し令和5年で創業38年を迎えるS社様。
工業化住宅の代理店をグループ会社に持ち、建築資材メーカーが開発した工法を扱いながら、地元 熊本市の皆さまに愛される工務店です。
平成28年の熊本地震を経て、改めて「住まい」は”生命”と”財産”を守るかけがえのない存在。
これまでご縁のあったお客様のお子様やお孫様にも「住まい」を提供していきたい、という想いから新たに木造在来工法事業立ち上げを模索。
新型コロナウィルスが流行り始めた2020年春、アイ工務店と出会い業務提携契約を締結。新たに専門の事業部を立ち上げ、同年初のモデルハウスをオープン。翌年4月には新たにモデルハウスをオープンさせ、今期は年間24棟完工引渡しまで成長。
今回は、事業立上げメンバーであり、施工担当のO課長にアイコスと出会ってからの3年間を振り返っていただきました。システムや資材調達の生の声を是非ご確認ください。
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アイコス導入から3年。振り返ってみて如何ですか?
アイ工務店の仕様をそのまま導入し、いろいろなノウハウを習得できました。
3年前に在来工法事業部を立ち上げた際、当社ではアイ工務店の調達ルートを利用した仕入れ代行で、アイ工務店仕様の資材を丸ごと導入しました。
当時、高気密・高断熱用の資材や施工方法をよく理解していなかったので、大工さんに的確に指示を出せなかったり、勉強する事も多く大変でした。
特に、気密テープ等は使った経験も無く対応に戸惑ったのですが、アイ工務店の指定メーカーさんが勉強会を開催するなどサポートしてくれたので助かりました。
何棟か施工すると大工さんもアイコス商材に慣れてきて、先日引渡した物件ではC値0.1㎠/㎡を計測しました。平屋で良い数字が出易い環境でしたが、さすがに私もこれには驚きました。
勉強会の様子
業務生産性は向上しましたか?
仕事の流れが変わり、生産性は2倍に向上しました
新事業立ち上げ当時から建築社員は私1人でした。
アイコス導入前後で大きく違う点は、「電話・メール・FAX」の量が各段に減ったことです。
導入以前は、図面や工程表を送っても届いてないとか、無くしたとか、そんな問合せばかりでした。
アイコスには協力業者向けに無料で発行できる”アイシス”というシステムがあり、そこで図面や仕上表、工程表などを共有できます。アイシスが定着するにつれて、自然と電話の問い合わせは減りました。
アイシスが無かったら1人で現場を見ることは難しかったです。
生産性という点では、発注業務が大きく変わりました。
以前は、ボードや下地材の数量を拾い出し、数量を指示して発注していました。アイコスでは資材パートナーの責任拾いで数量を確定させて、工程に合せて納入してくれます。
建築担当にとって非常にメリットがあり、私の生産性は2倍くらい向上したと思います。
コストダウン効果は如何でしたか?
アイ工務店の仕入れ代行で品揃えを増やしながらコストダウン
当社は建材メーカーが開発した工法を採用しているので、そのメーカーに関してはコスト的な強みがありました。
在来工法事業部は、アイコスを導入したことで採用メーカーの選択肢が広がりました。アイ工務店では樹脂サッシや24時間換気システムなど、高性能で人気のあるメーカーが採用しており、それをそのまま使えます。
その上でコストダウンも実現できるので、お客様も私たちも本当に嬉しいです。
アイコスの調達システムのコストダウン効果をこれまでと比較すると、15%くらいコストダウンした商材もあったと思います。
モデルハウスでも人気の商材を多く採用し、来場されたお客様にも喜んでいただいてます。
モデルハウス外観
今後の展開についてお聞かせください
アイコスを他事業部にも展開し、全社的に業務効率化を図ります
アイコスを他事業部にも展開するようです。
電子受発注や請求受付から査定、支払までの流れが円滑になるので経理担当者の業務が大幅削減されます。
全社的に業務効率化を図っていきたいです。
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