アイコス導入により目に見えなかったコストダウンが図れた
- L社(兵庫県)
- 2021年9月導入
- 社員:17人
- 資本金:1000万円
家づくりのこだわりをお聞かせください。
当社の設立は、まだ阪神淡路大震災の余韻が残る頃でした。
私自身、震災を経験し、家がつぶれる光景を目の当たりにしてきました。
「家が命を守る」という想いから、家の重要性を強く意識していたんだと思います。
なので、耐震対策はしっかりやっていこうというこだわりは強かったですね。
地域の皆さんの(耐震への)関心も高く、当時から構造見学会を開催してました。
(創業者が大工出身なので)数字に表れない部分もしっかりやっていこうという目線で
健康を重視した、気密・断熱も強化してきました。
いまは、Heat20 G2グレードを標準仕様にすることを目指しています。
アイ工務店のイメージと最初の印象を教えてください。
アイ工務店には”仕組み”と”営業力”で成長してきた会社という印象を持ってました。
(営業シーンで)競合したことがあまりなく、研究したことはなかったですね。
そんな中、個別相談会で話を聞く機会があり、「どうしてアイ工務店が?」というのが率直な想いでした。
膝を交えて話しを聞いてみると「理にかなった儲けの仕組み」がそこにあると感じました。
また、自社で開発しない限り100%満足する基幹業務システムって存在しないと思う反面、
同じ工務店が作って、使っている仕組みだから親和性が高いと感じました。
個別相談会で興味を持った内容をお聞かせください。
初めて話を聞いた時は、営業シーンで使うプレゼンシステムに興味を持ちました。
参加した社員は、いわゆるスピード感、お客様に提示する金額がその場で分かるという営業スタイルが目新しかったみたいです。
経営者の目線ではスピードよりも粗利の安定ですね。
お客様の細かい意向に十分に応えようとすると、それを図面に表現し難い事が結構あるんです。こういう”目に見えない部分”って積算するのも難しいんですよね。
これまでは、そういう部分をお客様から追加金額としていただけていないケースが多かったんです。
それが減ると粗利の安定に繋がる、これは経営者にとって非常に魅力的でした。
基幹業務システムや資材調達に期待していることをお聞かせください。
協力会社と連携していることで、原価が自動で構築される”原価カード”には期待しています。社内外を仕組化することで原価が自動で構築される、そこを一番重要視してます。
当社では監督が(資材の)拾いから発注までしているんですよ。
監督って本当に忙しいんですよね。だから、漏れやミスが発生することも。
調達システムを導入することで、(拾いの)工数を仕組化し、しかも正確且つ効率的に納品してくれればと、すごく期待してます。床材が〇〇円/坪安くなるとかより、目に見えないコストダウン効果は大きいですよね。
アイコスを導入することで会社の変化や期待する将来像があれば教えてください
きっと、当社の社風なのでしょうね。特に工務スタッフは昔ながらのやり方というか、マンパワーに依存する傾向が強いんですよね。
仕事の仕組みを作っていくことで1人あたりの付加価値をいかに高めていくかが今後の課題です。今回のアイコス導入、つまり仕組みつくりが残業時間削減とか、働き方改革のきっかけになってくれれば良いなと思います。