アイコスの資材調達でコストダウン10%を実現
- H社様(愛知県)
- 2023年9月
- 社員:11人
- 資本金:2000万円
愛知県岡崎市に本社を構える、創業52年のH社様。寺社仏閣や公共工事まで手掛ける総合建設業であるH社様が2年前から本格的に住宅事業を展開。新規事業ならではの、様々な課題を抱えておりました。
アイコスが掲げる工務店経営のトータルサポートに共感いただき、業務提携を締結。住宅事業で成功ノウハウを積み上げ、既存事業にも展開していきたいと、今後の展望を語っていただきました。
アイコス導入時の課題をお聞かせください
当社は公共工事や寺社仏閣の仕事も手掛ける総合建設業の会社です。住宅事業は立ち上げから2年で、まだまだスタートアップの段階でした。営業の2人は事業立ち上げのタイミングで入社したメンバーです。
課題は、プラン作成や見積り提出に時間が掛かっていたことです。新規事業のためメンバーも少なく、別部門にプラン作成や見積りを依頼していたことが原因でした。営業プロセスや資材調達についてディスカッションした時に、アイ工務店のアイコスが当社にマッチするのでは?という意見が出ました。業務システムだけでなく、営業プレゼンツールや資材調達の仕組みがあり、事業の仕組みをこれから作り上げる私たちとの相性が良いと感じました。
アイコス導入の決め手をお聞かせください
1つ目は、アイ工務店が実務で使う「営業プレゼン見積りシステム」を使える事でした。売価を設定すれば誰がプランを作っても同じロジックで営業見積りが完成します。しかも、平面プラン作成と同時に見積りが完成するので、競合する会社よりも早いタイミングでお客様へ見積りを提出できます。アイ工務店独自の見積りロジックがシステムに組み込まれているので、他のプレゼンソフトのような資材単価の設定など細かい作業が不要なのは助かります。
2つ目は、資材のコストダウンです。私たちは企画住宅を中心に扱うボランタリーチェーンに加盟しています。標準資材原価が設定されていますが、ウッドショックや原材料の高騰で、私たちの購買力ではそれを上回ってしまい、想定粗利を確保出来ませんでした。アイ工務店の購買力を活かした調達代行の仕組みを利用することで、標準資材原価より約10%のコストダウンを実現できました。
今後の展望をお聞かせください
新しく立ち上げた住宅事業から様々な成功事例を生み出し、既存事業にも展開していきたいです。特に優先するのは、原価管理です。
既存事業では実行予算と原価の乖離があり、10%も粗利が変動することもあります。アイコスの基幹業務システムを使い、実行予算~電子受発注の流れを定着させ、着工時粗利を明確にしていきたいです。他の業務提携会社でも、原価のブレがなくなり粗利改善した事例があるようなので参考にしたいです。そして、その流れを既存事業にも展開していきます。