会社の仕組みをアイコスで作っていきます
- B社(広島県)
- 2023年3月
- 社員:11人
- 資本金:2000万円
昭和28年広島県広島市で大工として創業し、平成2年に現在のB社様を設立。
地域密着型工務店として地元広島で様々なイベントを開催し地域オンリーワンを目指すB社社長。
資材調達によるコストダウンだけでなく、次世代に向けた仕組み作りのためにアイコスを導入されました。
事業承継という難しい課題に取り組むB社社長の声をこの機会に是非ご覧ください。
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アイコス導入前の課題をお聞かせください
課題は2つありました。1つ目は「コスト優位性」、2つ目は「事業承継」です。
―コスト優位性について
当社では、自社施工による分離発注と施工会社への協働発注を組合せていました。発注先の施工会社は物件数も当社より多く手掛けておりました。そのため、資材によっては自社で調達するよりも、施工会社経由の方が安いというケースも散見され、「共同仕入れ」など新しい調達方法を検討しなくては、と思っていました。
―事業承継について
後継者が入社して3年が経ちました。いまは現場を担当していますが将来的には経営や仕組みにも興味を持って欲しいです。わたし自身は大工出身でマニュアルというのが苦手で、何事も直感的に判断する部分もありました。後継者に引き継いでから会社の仕組を作るのではなく、今の段階で仕組み作りに着手したいと思っていました。
アイコス導入の決め手をお聞かせください
アイ工務店は設立13年で北海道から九州まで営業拠点を広げている会社なので、その急成長の裏側を見られることが大きいですね。住宅展示場内のモデルハウスを見学させてもらい、間取りや設計思想だけでなく、もっと核心部分の情報交換をしたいです。
そして、急激な資材高騰への対応ですね。もちろん、アイコスの「資材調達システム」での資材コストダウンを強く期待していますが、同時に価格改定のタイミングにも期待しています。通常、メーカーが発信したスケジュール通りに価格改定されますが、そのタイミングだと、お客様に価格転嫁し難く、価格改定分の原価アップを当社が負担することになります。アイ工務店に価格改定の時期を交渉してもらい、売価と原価の連動を図りたいです。
アイコスで実現させたい事をお聞かせください
次世代に向けた仕組み作りをしていきたいです。
大手ハウスメーカーと違って、お客様の要望に細かく対応していく事が、わたし達地場工務店の強みです。着工後の追加や変更にも適宜対応していますし、時には各担当判断でサービス対応することもあります。それは全然良いのですが、原価管理の精度が低いと現場の利益を完工するまで把握出来ないケースもあります。こういった事をシステムで可視化し、原因の分析、改善をしていきたいです。
また、原価削減による粗利の改善には限界があるので、システム導入で業務を効率化させ、販管費の抑制で営業利益を高めたいです。利益や財務面の仕組み作りをアイコス(基幹業務システム)で実現出来ればと思います。
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